温泉の旅 熱海の共同浴場

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熱海「清水町共同浴場」

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湯河原への行き帰りに温泉の代表格「熱海」への日帰り訪問です。伊豆で隣りあう大温泉地「伊東」の共同浴場はよく整備されていて、七福神巡りをもじって浴場の名前に七福神の神々の名前をつけるなど外部の人たちにも利用しやすくしてありますが、熱海はあくまで地元の人たちのための施設が多く、外部の人には戸惑うことが多い温泉地です。最初に訪れたのが海岸に近い「清水町共同浴場」。商店街から少し折れた家並みにある目立たない建物なので見逃してしまいそう。玄関前には外部の人用に看板が出ていて入湯料500円と書いてありましたからそれと分かります。男女別の入り口をくぐると畳1畳ほどの着替え所があります。丁度湯船から出て着替えをしていた人に会いましたので2人になり、これでもういっぱい状態です。入湯料金を入れる箱が浴室の扉横に掛けてあります。着替え用の棚は常連の入浴道具などが詰め込んであってふさがっていましたから仕方なく棚の上に衣類を重ねて脱ぎました。すれ違うのもようやくの狭さの中で脱いでいざ湯船へ。中にはもう一人の方が。この人は地元の人らしくからだを洗いながら蛇口のお湯の出し方や後始末の仕方などを指導してくれます。湯船もこれまた小さいこと。こちらも2人も入ればいっぱいの狭さです。お湯は適温にしてくれていたため熱海にしてはややぬるめの40℃程度になっていましたが、源泉温度は80℃以上。実はあまりの狭さに着替えなどであせってしまい分析表の表示を書き写すのを忘れてしまいました。お湯と水の蛇口の両方からかなりの量を掛け流ししていましたので新鮮であることはまちがいありません。昼の1時半頃でしたが入れ違いにまた別の人が入ってきました。祝日のせいか結構賑わっている共同湯でした。
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「水口第二浴場」

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   清水町から歩いて数分の隣町が水口町。ここには2つの共同浴場があります。水口第一浴場は水曜日が休み、第二浴場は木曜日が休み、午後2時半頃から利用が可能になります。この日は祭日でしたが水曜日だったので水口第二浴場へ。これが分かりにくいのです。地図を頼りに住宅街をうろうろして出合った地元の人に聞くと、肉屋さんの右手の狭い路地を入った行き止まりにあるとのこと。入浴券は少し上のタバコやで手に入ると親切に教えてもらっていざその路地裏へ。人一人がようやく抜けられる狭い狭い道です。突き当たりにおんぼろな小屋があって男女別の扉があります。いまにも壊れそうなレトロな小屋です。脱衣所と湯船が一緒の空間にあります。ところが畳1畳ほどの湯船にはなんとお湯が一滴も入っていないではありませんか。これはダメだ、あきらめて入浴券を返しに行こうと一瞬思ったけれど、まてよ、私がこの日の最初のお客のせいなのでは、と思いなおして蛇口をひねります。思い切り全開すると勢い良く熱いお湯が噴き出します。ここには表示がなかったので温度は分かりませんでしたが手も触れられないほどのかなり熱いお湯です。そのためお水もいっしょに思いっきり良く出して待つこと5分。湯船をこぼれるお湯はこれぞ目いっぱいの掛け流しです。独占の湯船で極楽極楽。

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「日航亭大湯」

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  近くにお寺の参道にある共同浴場があると聞いて訪ねてみました。「上宿新宿共同湯」。案内の雑誌によると浴室も脱衣場も広くて快適な浴場ということでしたが、残念ながら最近廃業してその跡地が更地になっていました。その代わりにその近くにあった日帰り専門の入浴施設「日航亭大湯」に立ち寄りしました。休憩室も用意されている施設には既に何人かのお客が入っていました。結構大きな湯船に新鮮なお湯がかけ流されています。ここにはきちんと分析表が表示してあって、それによると源泉温度が94.7℃。かなり熱いお湯です。Ph8.0の弱アルカリ性、成分総計9198mgの等張性のNa・Ca-CL泉でかなり濃いお湯です。日替わりで交代の湯船は、露天風呂付きの日にあたりかなり大きな露天も楽しめました。

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