温泉の旅 箱根堂ヶ島

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箱根堂ヶ島温泉「大和屋ホテル」のケーブルカー


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 堂ヶ島温泉というと伊豆の西海岸の堂ヶ島のほうが知られています。PCで調べても堂ヶ島では伊豆のヒットのほうが圧倒的に多く、箱根堂ヶ島とわざわざ箱根という冠をつけなければならなくなっていますが、歴史となると実は昔から箱根七湯のひとつに数えられるほど古く、今では宮ノ下の谷底にわずか2軒の老舗宿が健在の温泉場となっています。今回はそのうちのひとつ「大和屋ホテル」に昼のコースプランでの予約で昼前にケーブルの乗り口に到着。2軒の宿とも専用の自家用のケーブルカーを持っていて、むしろわずかの距離とはいえ貸切という贅沢な気分が味わえることを売りにしている感もあります。4人も乗るともういっぱいのケーブルには上に操作をする専門の人が配置されていて、ケーブルは乗り込みが確認されるとおもむろに谷底の宿に向かって動き出します。2~3分でしょうか。宿の俯瞰から始まった景色は玄関近くまでゆっくりとズームインされていって到着です。確かにテーマパークの乗り物のようで快適です。宿に着くと道路上の宮ノ下温泉地とは打って変わって静けさに包まれた閉ざされた空間に置かれます。新宿から2時間で深い緑の中に入り込めるのが良い気分です。一部屋を借り切っての温泉コース、食事前にまず一風呂です。貸しきり露天は斜面に張り付くように作られた岩風呂で寒かったけれど透き通ったお湯を堪能、源泉は61.3℃でPh8.3の弱アルカリ性で総計1399mgの塩化物泉です。宿は大正時代に建てられた和風の建物で、深い谷の中にあり箱根の中でも静かな佇まいです。結構広い座敷を占有できて部屋で昼食をいただきます。和風懐石はあまり凝ったものとは言えず味もまあまあのレベルか。これで7000円ですから箱根では標準か。

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大平台温泉「姫之湯」

3時間の休憩のあとせっかくだからと共同湯めぐりをしました。宮ノ下から箱根登山鉄道で一駅づつ降りていきます。スイッチバックしながらもすぐ下が大平台駅。ここには公営の「姫之湯」があります。駅の周辺は箱根とは思えないほど民家が立て込んでいる町並みです。民宿も何軒かあるようでした。駅から歩いて5分たらずにこぎれいな施設が堂々と建っていました。休憩室も利用できる住民用の施設です。お湯は循環していましたが源泉温度が67.7℃もの熱いお湯がそのまま流されています。ですからお湯の熱いこと。ゆっくりと浸かる余裕はできません。地元の人に断らずに勝手に水で薄めるのもいかがと思いそのままに。ほんの2~3分の入浴でした。Ph8.4、成分総計は1332mgなので堂ヶ島と似たお湯といえます。ただ大平台温泉は新しい温泉で江戸時代には存在していません。

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塔ノ沢温泉「上湯温泉大衆浴場」

   大平台からさらにひとつ下った駅が塔ノ沢です。駅から旅館のある道路まで軽い山道を下っていきます。共同浴場は道路沿いの旅館街のはずれにありました。オンボロな木造の施設は年代物ですがかえって風情があります。4~5人も入るといっぱいの湯船にかけ流しの無色透明なお湯があふれています。大平台までの熱いお湯の温泉とは一線を画して温度は39.6℃と人肌と同じ柔らかなお湯です。Ph9.0ですが総計は278mgとっこから下の温泉は単純温泉になります。のんびり浸かるならこのお湯です。


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箱根湯本温泉「弥坂湯」

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  箱根の入り口の箱根湯本までは塔ノ沢から歩いても10分足らずの距離です。川沿いの道はゆっくりと下るまもなく湯本の入り口に着いてしまいます。街中の川を渡って一本上の国道沿いに湯本の公衆浴場「弥坂湯」がありました。着替えの木枠は昔ながらのものが今も使われています。湯船は丸いタイルで48.7℃、Ph8.7、単純温泉441mgのお湯がたっぷりと浸かれます。ここも適温でのんびりと気分が味わえるお湯でした。

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