温泉の旅 伊香保

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伊香保温泉


  石段の続く温泉街として知られた伊香保温泉は昔からの伝統の温泉です。お湯は共同管理されていてそのお湯を各宿に分ける伝統的な取り決めがあって、温泉街の宿屋はその決まりを今でも守り続けています。その決まりの中で生き延びてきた宿屋が「金太夫」や「岸権旅館」や「仁泉亭」なのです。そのことは昔からの良さを守ることになるメリットがあるのですが、一方で新参者を排斥することにもつながるわけです。老舗の宿以外は新しい源泉を求めて掘削することにならざるを得ません。温泉の偽装が大きな社会問題になったとき伊香保温泉も大いに揺れました。温泉水ではなくて井戸水を沸かして温泉と偽っていた宿が明らかになったりもしました。いずれにせよ温泉はうそ偽りのない表示をしてほしいもの、食品の表示については神経質と思えるほどうるさいのですから、温泉についても正確を期すようにしましょう。

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「共同露天風呂」

                       「石段の湯」
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  伊香保の共同浴場は幾つかありますが、お勧めは温泉街を抜けておく道を進んだところにある「共同露天風呂」です。この近くに源泉と飲泉場があります。円形の湯船には源泉から惹いた濁り湯がかけ流されています。鉄分を若干含んでいるために茶色く濁っています。源泉の温度は40.9℃ですから露天風呂ではやや温いです。カルシウム、ナトリウム、硫酸塩、炭酸水素などを含んだ複雑な泉質です。最近ではこの濁り湯を金泉、新しい透き通った単純泉を銀泉と呼んで区別していますが、伊香保にはやはり濁り湯が相応しいです。石段の一番下の入り口にもうひとつの共同浴場の「石段の湯」があります。こちらは新しい内風呂の湯船です。

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「千明仁泉亭」


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  昔からの老舗のひとつが「千明仁泉亭」です。ここには立ち寄りをお願いしました。落ち着いたたたずまいの宿です。内風呂は万が一の火事のときに火消しのお湯にもなるようにと深さが1mもあるどっしりとした大きな湯船でした。


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「岸権旅館」


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  宿泊はもうひとつの老舗宿「岸権旅館」でした。窓から榛名山が臨めるすばらしいロケーション。内風呂のほかに露天風呂がある「六左衛門の湯」があって、温泉はさすがに充実しています。サービスチケットを利用したためか食事は別室の団体扱いで、それはともかく諸記事の内容はいまいちでした。ありきたりの定番じみた内容で仲居さんの間が悪かったりと老舗にしては点数が低いものでした。お湯は90点なのに残念。


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谷川温泉「仙寿庵」


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  帰りに立ち寄った谷川温泉の「仙寿庵」。昼食つきの日帰りなのに水上駅まで迎えに来てくれます。部屋付きですがちょっと高くて6500円。ここは新しいデザイナーズホテルになっていてしゃれてこぎれいで女性好み、人気の宿のためなかなか予約が出来ません。空間が広々ととってあります。天井も高い。贅沢な造りにしてあります。浴室も大きく綺麗です。お湯は46.8℃の単純泉でまったく癖のない透き通ったお湯です。これも女性好みなのかも知れません。食事は満足、お湯は私にはもの足りません。

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